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せこ歯科ブログ

2016年11月16日
矯正のセミナーに行ってきました

 11月13日、東京で矯正のセミナーを受けてきました。

今回は某歯科大学の矯正科教授の講義を受けてきました。この講義では特に小児の歯並びについて学んできました。小児の歯並びが悪くなる原因を今一度しっかり学んでおかないと、治療計画もしっかり立てることができません。今まで学んできたことと照らし合わせながら講義を聞いてきました。

 ひと昔前、子供のお口の中には虫歯がいっぱいありました。まずその虫歯を治すことが歯科医師の使命のようなものでした。しかし現代の子供のお口にはほとんど虫歯はみられません。それは定期的に歯科医院に通いフッ素を塗ったり、家庭での歯磨きをしっかり行ってもらうようになったためだと思います。このことは大変喜ばしいことなのに、最近では歯並びを気にされるお母様が増えてきたように思います。

 昔、歯並びが悪くなる原因として挙げられていたのは虫歯でした。虫歯により乳臼歯がなくなってしまい、そのことで6歳臼歯が前に倒れこんできてしまい、歯が生えるスペースが少なくなってしまい、結局歯並びがガタガタになってしまうというものでした。

 それが、今まで歯並びが悪くなるとして挙げられていた虫歯が減少したのにも関わらず、歯並びが悪い子供が増えているのは、なぜなのでしょうか?

 それは原因が変化してきているからです。現代の子供の食生活は軟らかいものが多く食されています。そのことで咀嚼が未熟となり上あごの発育不全・下の6歳臼歯の内側への倒れこみを招き、上あご・下あご共に小さくなり、歯の生えるスペースが少なくなってガタガタの歯並びになってしまうということです。

 ですので、子供の歯並びを治していこうとするときには、装置であごの成長を促してあげることに加えて未熟な咀嚼についてもアプローチしていく必要があります。しっかりした咀嚼をするためには、足裏を床に着けて一口30回噛むようにしていく必要があります。生活習慣を見直すことで歯並びをよくすることができる可能性があるので、今一度、お子様の食事風景をよく観察し、たくさん噛むように声かけをしていっていただきたいと思います。

                                 田岡 則子

 

 

2016年10月13日
矯正勉強会アドバンスコース 第4回 in 明石

 先週の木曜日に、明石の矯正の勉強会に行ってきました。

 

今回のアドバンスは全5回のコースになりますが、今回はその4回目になります。

模型での実習も、抜歯をしない場合の矯正治療のパターンと、抜歯を必要とする場合の矯正治療、

その両方を座学を交えながら行っていくため、講習の時間が非常にハイスピードで過ぎていきます。

1年半前に、このコースのベーシックコースを受ける際に、講師の先生が

『治療はスピードも大切です、非常にハードなセミナーですが頑張ってついてきてください』

とお話をされていましたが、その意味を痛感しながら頑張っています((笑))

 

そのような環境下で勉強させて頂くことで、コース受講前の自分よりも、

かなり、治療の手技が安定し速くなってきているようにも感じています。

これは、実際に患者さんを治療していく上ですごく大切で、

特に矯正治療となると、口の中に細かな矯正器具を正確に装着しなければなりません。

しかし、その間患者さんにも頑張って口を開けて頂く必要があります。

いかに、正確 丁寧 患者さん負担を考えて治療を行うのかという、講師の先生の

意志も引き継がせて頂きながら、今後も技術の研鑽に励んでいきます。

                                   福田 泰久

 

 

 

2016年10月10日
10/9.10とセミナーに参加しています。

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10/9.10と名古屋でセミナーに参加しています。

9月に引き続き咬合と全身のかかわり合いについて学んでいます。

今回のセミナーではSMC分類についてでした。口を通じて骨、筋肉、食事などの際のかみ方が治療した後、どう影響するのか?について学んでいます。ただ一言で歯の治療といっても、骨:下顎の骨の強いひと、弱い人では症状の出方が違いますし、筋肉:噛む力の強いひと弱い人でも症状のでかたが」違う。また、かみ方によって歯のスリ減り具合も異なるということを教えていただきました。例えば、骨が弱く噛む力の強い人では顎の痛みを訴えますし、骨が強く、噛む力の強い人では治療した歯が取れてくるという症状が出てくるなどを学びました。一つのお口の中を診ていても、筋力の強い人はどういう顔をしているのか?骨の強い人ではレントゲン写真、CTでどのような像なのか?を普段、口の中ばかりを診て治療していますが、全体のバランスを診る重要性を再度確認しました。

そして、筋力のバランス、よくTVなどで拝見するスポーツ選手が走ったりする際の筋力バランスを測る機械を応用したものをもちいてどのようにかんでいるのかをデモンストレーションで診ました。

セミナーを通して講師の先生がおっしゃっていた言葉『患者さんの訴えと向き合うという覚悟を決めること。これが第一歩です。』治療歴40年を超える先生が、毎日、自分の診た患者さんのカルテを2時間以上かけて復習し続けていること。僕はまだまだなんだと感じました。

このセミナーで得た学びを活かしていきます。

                    副院長  渡部 浩司

2016年10月 7日
ブラッシング指導inインターナショナルスクール

 今日は副院長の渡部先生と二人で
インターナショナルスクールに歯磨き指導に行ってきました。

スクール内は全て英語なので
私たちはかなり苦戦しましたが
私たちもがんばって英語をおりまぜながら
楽しく歯磨き指導をすることができました。

みんなとっても可愛くて
まだまだ小さいのに
しっかり話を聞いてくれて
本当にさせて頂いた甲斐がありました!

キッズたちの今日からのホームケアが少しでも変わって綺麗な歯を保てる将来に繋がるといいな…☆

貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました!


マネージャー 大久保image2.JPGimage1.JPG

2016年9月25日
9月11日名古屋でセミナーに参加してきました。

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9月11日 名古屋でセミナーに参加してきました。

今回のセミナーは咬合と全身とのかかわり合い。つまり、かみ合わせが体にどう影響するのか?ということを学びに参加しました。

CT,MRIなどの画像から、かみ合わせが悪くなると顎の関節。頚椎(首の骨)に影響をあたえる。かみ合わせも全身に影響がある。ひどい人では寝ているとき手足がしびれるなどの症状を引き起こすこともあり、日常生活の影響も出てくることを学びました。

かみ合わせが悪くなる原因が自分たちが知らず知らずに行っている癖であることも学びました。

癖にはいろいろあり、寝ている時の姿勢、頬杖、唇を引き締めるくせ、など様々であり歯並びが悪くなる原因を断定するのはとても困難であることを知りました。長い年月、そして患者さんとのコミュニケーションが取れている状態ではじめて発見できることを知りました。

かみ合わせが崩れることは僕たちが作った詰め物であったり入れ歯を壊す原因であることも理解できました。

まだ、初日が終わったところなのですが、口腔内いろいろな角度から見ることの必要性を感じることが出来ました。

講師の先生が言っていた中で心に響いた言葉は『人が生きるということは身長をすり減らしながら生きている。つまり、壊しながら生きている。』壊しながら生きている中で僕たち歯科医師がどう口腔内をコントロールしていけるか?それが問われていると感じたセミナーでした。

              副院長 渡部 浩司