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せこ歯科ブログ

2025年2月 8日
2月5日 茅ケ崎みやさか歯科さんに見学させていただきました。

せこ歯科クリニックの渡部です。

今回、神奈川県茅ケ崎市にある茅ケ崎駅みやさか歯科にお邪魔しました。茅ケ崎駅前になるサザンビーチちがさき海水浴場を結ぶ加山雄三通り沿いにある歯科医院でした。

宮坂先生はインプラントの専門医を持ち、指導医を目指し研鑽中の先生です。僕自身、以前よりインプラント治療の技術を高めるアドバイスを何度もいただいておりました。今回、休みを機に見学させていただきました。実際に使用している機器、考え、プレゼン、さらに手術のアシストまでさせていただき貴重な経験をさせていただきました。ガイドを用いたインプラント治療、最新のXガイドというガイドまで見せていただき、どこの部位にどんな角度でインプラントをすると予後がいいのかを熱く教えていただきました。

※写真の右端に見えているのがOPE室でそこにXガイドもありました。真正面でガラス張りの素晴らしいOPE室ですが、普段は患者さんに配慮してロールスクリーンで見えないようになっているようです、、、。

最終補綴形態からのインプラント治療、デジタルを用いて正確な治療システムを確立するためのよい経験になりました。

 

朝から夜は宮坂先生とのお食事まで、終電の時間までお付き合いいただき感謝しています。

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2025年1月26日
東京でCSTPCセミナー8回目を受講してきました。

こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。

1月25.26日でCSPTC一年間コースの第8回目を受講してきました。

初日はインプラントの技術的な変遷から講義が始まり、5年ごとに新たなインプラント技術が変遷している。まずは骨のある所にインプラントから始まり、次にGBR骨造成、サイナスリフト、前歯部のインプラント、抜歯即時埋入(抜歯してすぐにインプラントを入れること)と時代により技術がどんどん変わっていることを教えていただきました。その後、今現段階でわかっているインプラントの選択基準、治療計画を立案するときに気を付けること、骨造成に対してどんな材料を使うとよいのかを学びました。また、長年野球界でコーチをされていた方にはプロとしての野球の世界の厳しさと視点、を話していただきました。

次の日は通常通りに症例発表でした。

1人目の先生からは咬耗(歯ぎしり等ですり減っている人)の咬合挙上についてを学びました。

2人目の先生からは歯列不正はあっても生理的咬合と判断することに年齢などを加味する必要性を学びました。

3人目の先生からはタバコ喫煙がどれだけインプラント治療に影響するのか?口腔内を見て喫煙者かどうかしっかり考えて治療計画、問診をとる必要性を学びました。

4人目の先生からはこの方も喫煙者でやめたことによって歯肉の改善、インプラントの埋入について学びました。

5人目の先生からは矯正治療がどこまでできるかを見極める必要性を感じる症例でした。

最後に治療しながら長く疲れずに治療を続けるための姿勢について教えていただき、今回も充実した内容でした。

ディレクターの先生方には治療に対する改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。

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2024年12月22日
愛知インプラントインスティチュート第8回目

Screenshot_20241205-081341_Gallery.jpg 歯科医師の前田です。

先日インプラントの講習会に参加してきました。4月から始まった月に一度の講習会もあっという間に最後!今回もしっかりと学びに行ってきました。

今回のメインは2日間通じて骨組織のコントロール(GBR)、及び上顎洞えのアプローチを学んできました。

インプラント治療は骨の中にインプラント体を埋入します。ですのでインプラントが十分に出来る骨の高さ、幅、ボリュームが必要になります。ただし骨の量が少なく、そのままではインプラントを埋入出来ない場合は骨のボリュームを増やす(骨増生)が必要になります。様々な方法があり、どのようなケースで治療法を選択していけばいいのか、また治療期間や骨組織の増生出来る量など沢山の症例を見ていきながら沢山学習してきました。

実際のオペの動画もいくつも見せていただき、細かい手技や注意点、ポイントなど沢山学ばせてもらいました。先生のオペを見ると本当に豪快かつ繊細で素晴らしいと圧巻させられました。

次に上顎洞へのアプローチについても学んできました。上顎の臼歯部(奥歯)へインプラント治療を行う際には、上顎洞(副鼻腔の1つ)との位置関係を把握する必要があります。上顎洞との距離が近い、骨の厚みが足りない場合はインプラント治療をする際に上顎洞挙上を行う必要があります。上顎洞へのアプローチ方法にも様々な方法があり、それぞれの特徴から方法、利点欠点などを詳しく学びました。今回の講習を元にインプラント治療の適応をより広くしていけるようより知識技術の習得に鍛錬していきたいと強く思いました。

そしてそれぞれのインストラクターからの講義も受けました。各講師の先生がご自身の医院でどのようにインプラント治療を取り入れているかを聴かせていただきました。各医院のインプラントの取り組み方はとても特徴があり非常に参考になりました。

今回で無事に4月からの講習会が終わりました。インプラント治療に関する基本的な知識からよりアドバンスな内容まで8ヶ月間を通じて学ぶことが出来ました。今回の講習会を糧に日々の診療をよりグレードアップ出来るよう日々努力して参ります。

2024年12月 5日
M&ASSOCIATES 矯正セミナーアドバンス受講

 

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 せこ歯科クリニックの福田です

先週木曜日に東京で開催されたMAアソシエイツのインビザライン矯正のアドバンスセミナーの最終回を受講してきました。

最終回の内容は、口元の突出感が大きい場合に行う抜歯矯正を行う場合の治療のポイントについて学んできました。

矯正治療を希望されて来院される方に『抜歯は必要ですか?』とよく聞かれることがあるので今日はそのことについて書きたいと思います。

歯列矯正で改善したい言われるポイントは人によって異なります。

・歯並びのガタガタが気になる

・前歯が出ている

・咬み合わせが合っていない

・上と下の歯の中心がずれている

・口元が閉じづらい

・笑うと歯茎が見え過ぎて気になる

各それぞれ状態によって治療方針は変わってきますが、『抜歯の有無』も状態によって判断が変わります。

主訴が、前歯が出ているや口元が閉じづらいなどがある場合は、前歯を大きく後方に下げる必要が出てくるため抜歯の必要性を考えた方がよくなります。

実際には、頭蓋骨に対する顎骨や歯の位置関係を診断できるセファロ分析や、模型分析を行ったうえで、矯正後の咬合の位置関係を想定したり、顎に対する歯牙の大きさの判定などを行います。

その結果、現存の歯牙を抜かずにすべて並べてしまうと、前歯が出っ歯になったり、口唇が前方に出てしまうと考えられる場合には抜歯を行った方が良いと判断していきます。

抜歯までしなくても歯列拡大・歯牙の削合・歯列全体を奥へ移動させて改善できないかのシミュレーションを行い治療方針を固めていく事になります。

治療上、抜歯が妥当だと判断した場合でも抜歯を避けたいと希望される方もいますので、そのような患者様の希望も加味して方針を決めていく事も多くあるので、最初に行うカウンセリング時に希望をお聞かせ頂くことも大変重要になります。

なるべく患者様の希望に応えられるように矯正治療も行っておりますので、歯並びのことでお悩みがあればご相談いただければと思います。

 

せこ歯科クリニック  福田泰久

2024年11月24日
東京でCSTPCセミナー7回目を受講してきました。

 

 

こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。

11月23.24日でCSPTC一年間コースの第7回目を受講してきました。

今回はコロナ禍を経てかわったこと、わかったこと、プロフェッショナルとして大切なことをコースディレクターの先生より学びました。また、一貫して歯列の重要性より補綴治療を行う際の注意すべき点を改めて学びました。治療を行う上での治療順序として前歯部の被蓋改善をまず行い、下顎前歯部の配列より行い、上顎前歯部、その次にバーティカルストップの確立で加賀キウ臼歯部より行い、上顎臼歯部の順で行うというものでした。

1人目の発表者の先生からは出っ歯の治療として矯正治療を行ったうえでの治療の経過と評価について学びました。また、前歯部の被蓋関係は下顎前突(受け口傾向)にあること、経過による後戻りについて学びました。

2人目の発表の先生からは矯正治療を行い叢生(下の歯の乱杭歯)は治ったがそのために犬歯関係を評価することの重要性について学びました。

3人目の発表の先生からは矯正治療でできることとできないことを学びました。95点を目指せる口腔内か70点しか目指せない口腔内かを見極めることが大切と学びました。そして、95点と70点の間には顎の骨の状態を見ることの重要性を改めて気づきました。

4人目の発表の先生からは左右の臼歯部(奥歯)がなくて咬合の低下が認められる方への治療、咬合高径を上げる治療を選択したのか、それは前歯部の動揺がなかったためということを学びました。いろいろな視点を学びました。

5人目の先生からは一見、下顎前突(受け口)に見える患者さんでもセファロを用い、これだけ臼歯部が欠損しているのに上顎前突傾向にあることからもともと患者さんが持っているのは上顎前突と理解できました。また、治療は下顎の一番最後方にインプラントが埋入することをまず行うことで治療の短縮。また、最初のコンサルで抜髄してある歯牙を残すかどうかをしっかりコンサルすることで治療期間の短縮ができることを理解しました。

 

6人目の先生からは年齢と前歯部の叢生の改善をすべきか、特に下顎の犬歯間幅径を見る目が必要ということを理解しました。

7人目の先生からは受け口傾向のある患者さんで下顎前歯部を矯正すると外科矯正をする可能性から矯正せずに治すという治療方針の立て方を学びました。セットアップ模型において現存する抜歯する予定の歯牙を残しておくことの不都合を時間しました。

8人目の先生からはローアングル(噛む力が強い方)の上顎前突の矯正治療が大変困難であること、患者さんが審美を気にしていないことから矯正せずに今のガイドを大切にしていくことの大切さを学びました。

今回もハイレベルな発表、内容が続きました。

ディレクターの先生方には治療に対する改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。

渡部

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