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せこ歯科ブログ

2017年2月26日
2/22より三日間名古屋で研修会に参加してきました。

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/22から3日間、お時間をいただき名古屋で研修を受けています。

今回の研修は歯科治療に対しての研修ではなく、自分自身の目標設定に対しての研修を受けており、3日間歯科治療をストップさせ自分自身と向き合っています。

2013年に初めて受講し、はやくも4年という月日を迎え、成長した部分、まだまだ改善できる部分自分自身を振り返る貴重な時間となっています。

歯科治療にたいしても今後の時代の流れと自分が提供したい技術。そして今後どのような分野にチャレンジしていくべきなのかを深く深く内省しています。

研修会初日を終え、一番心に入ってきたのは講師の先生の「効果的な時間の使い方」でした。効率を常に意識してきたけど、効果的な時間の使いかたと聞き、自分自身の時間の使い方の根本を見直すことにしました。ついつい効率的に物事を進めてしまいがちですが、効率を意識しすぎるあまりその行動が義務になっており、心がこもっていないということに気づきました。作業としてしまい、効果的な行動になっていないという事実に気づきました。例えば休日に買い物に行くときも効率ばっかり意識して、30分で食材、30分で薬局に行き、家事に必要なもの、、などそこに心や家族の会話が欠けていたことに気づきました。一つ一つの行動を効果的なものかどうかチェックしようと感じました。

ところで、なぜ4年間も参加しているのかというと新年にたてた自分の目標をチェックするためなんです。

なんとなく日々を過ごしていると対して変わり映えのない僕に4年まえ院長先生が気づいてくれました。そこでこの研修会を勧めていただき参加したのがきっかけでした。

学生時代は学年が上がれば成長している気になっていましたが、社会人になり歯科医師としてもある程度経験を経てくると自分がどうなのか。成長しているかどうかわからなくなっていた僕にはうってつけの研修でした。それ以降一年に一回は自分の現在をかくにんし、未来への目標設定のために通っています。

この三日間ありがとうございました。今後の成長につなげていきます。

          せこ歯科クリニック  副院長

                      渡部 浩司

 

2017年2月22日
矯正のセミナーに行ってきました

 2月19日、東京で矯正のセミナーを受けてきました。

 今回は睡眠時無呼吸症候群のお話でした。睡眠時無呼吸症候群の症状としては、昼間に眠気がある・いびきをかく・寝ても疲労感がとれないなどがあげられます。このような症状があると昼間のパフォーマンスにも影響がでてきます。

 このような症状がある方の口腔内は多くの場合、上あごの幅が狭くお口の天井が高いことがみられます。そのことで舌の位置が低くなってしまい、舌の後ろの気道が狭窄してしまいます。これがいびきに関係してきて、睡眠の質が下がってしまいます。

 また、太っている方は気道周りの軟組織が肥大してしまい、気道を狭くしてしまっています。これを補うために、太った方は舌を大きくして顎の幅を大きくして下の後ろの狭窄を解除しようとしています。しかし、補いきれないため、いびきをかきやすい状態が続きます。

 これを改善していくには上顎の幅を広げていくことが有効とされていますが、成人の方が急速に上あごを広げてしまうと強い痛みを感じたり、上あごの奥歯の歯周組織を痛めてしまう可能性があります。また、ゆっくり広げる方法もありますが、とても時間がかかってしまいます。

 そこで、下あごを前に出すような状態でお休みになられると、舌の後ろの気道狭窄を解除することができるので、いびきをかきにくくすることができます。この装置は、医科の先生の診断書があれば保険診療で作ることができます。

 もし、いびきや昼間の眠気でお困りの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談いただければと思います。                     

                             田岡 則子

2017年2月10日
明石矯正研修会Ⅱ級アドバンス

 

先週の木曜日は、明石矯正研修会のⅡ級アドバンスコースを受講してきました。

このコースは、ベーシックであるⅠ級を受講して、その後Ⅲ級を受講、そして今回のⅡ級の受講をしています。

そもそも、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ級と言う呼名は、歯科医療関係者であればその意味は分かるのですが、そうでないと

単に階級分けされた名前であるように感じるかもしれません。

 

実は、このⅠ・Ⅱ・Ⅲ級というのは、【上顎と下顎の前後的な噛み合わせの関係】を分類した呼名なんですね。

一般的にAngleの分類と言われているものなんです。

Ⅰ級・・・標準的な位置での咬合関係

Ⅱ級・・・下顎が上顎に対して、後方に位置している咬合関係 (出っ歯のような状態)

Ⅲ級・・・下顎が上顎に対して、前方に位置している咬合関係 (受け口のような状態)

特にこの分類で重要視するのが、上下の第一大臼歯(6歳臼歯)の咬合関係を診て、

Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ級の分類分けをしていき、その上でより細かい診断をしたうえで、

矯正治療の治療計画を考えて行きます。

 

やはり、標準位置であるⅠ級咬合関係で噛み合わせが確立することは非常に大切になってきます。

Ⅰ級の咬合が理想とされるのは、やはり標準的位置で奥歯が噛み合わさると前歯部や小臼歯に関しても

続いて理想的な位置で咬合しやすくなります。

しかし、6歳臼歯の咬合関係にズレが生じると、不正咬合や不正歯列の原因になってきます。

 

このズレが生じる原因で特に多いと感じるのが、乳臼歯の虫歯です。

乳歯列の時期に、乳歯が虫歯になり咬合が崩れると、永久歯の最初に生えてくる6歳臼歯が

本来並ぶべき位置から外れてしまい、理想であるⅠ級咬合は確立させることが困難になります。

そのため、歯並びを良くする意味でも、乳歯からの虫歯の予防は非常に大切になってきます。

                せこ歯科クリニック 福田泰久             

 

2017年1月22日
矯正のセミナーに参加しました

  1月15日、矯正のセミナーに参加するため東京へ行きました。

 私が参加しているこのセミナーは一年ごとにテーマが決まっており、今年のテーマは矯正治療のゴールをどのように迎えていくかというものです。

 矯正治療は歯並びをきれいにするというだけではなく、いかに口腔内機能を発揮できるようにしていくかということも考えていかなければなりません。そういったことを考えると、装置を使用して治療していくことに加えて普段の生活習慣も気を付けていかなくてはなりません。

 今回の講義の中で出てきた現代における不正咬合の原因は食習慣です。前から言われていることですが、柔らかい食事しかしない現代人は噛む回数がとても減少しています。そのことによって顎の成長が劣成長となってしまい、歯が生えるスペースが無くなってしまって歯並びが悪くなってしまいます。

 また、前歯をしっかり使って食事をしていないと顎の正常な成長が見込めません。普段診療をしていても、年齢の割には前歯が使われていないなぁと思うお子様がいらっしゃいます。そういったお子様の歯並びを見てみるとやはりガタガタしている場合が多いです。皆様が矯正治療を考えていらっしゃるわけではないので、どうすれば少しでも歯並びがよくなるかといったことについてお母様に限られた時間内で伝えるようにしています。ただ、お話をすることはできても、それを毎日実行していただくのはお子様です。しかし、お子様で歯並びを気にしていることは少なく、毎日継続して行動するのは大変なことです。そうするとおうちの方の協力が必要不可欠になってきます。毎日行動を続けていくためにお食事を作る方の工夫が大切で、噛みごたえがあるものを使ってもらう、食材は大きめに切ってもらい自分の前歯で嚙み切ってもらうようにしてもらうなど、生活内に簡単に取り入れていってもらうるようなことを紹介させていただいています。

 病院で治療をうけるというと、先生がすべて治してもらうといったような感覚があるかもしれませんが、矯正治療においてはおうちでの行動がとても大切になっていきます。毎日の積み重ねがよい歯並びへつながりますので、興味のある方は声をかけてくださいね。

                  せこ歯科クリニック 田岡

 

2016年12月15日
名古屋でセミナーを受けてきました

 12月11日(日曜)名古屋にある開業医さんで、セミナーを受けてきました。

 今回は、歯や歯の神経を残すにはどのような診療方法がいいのかについて講義と実習を受けてきました。虫歯になってしまった歯でお痛みがある場合、神経をとっていくのが一般的ですが、歯に直接薬をおくことで神経を残せる可能性があります。その手技についても実習で学んでまいりました。

 また、折れてしまった歯、虫歯で大きくかけてしまった歯をどうすれば抜歯することなく、再び歯として機能させることができるのかについても学んできました。さらに抜歯が適応と思われる症例でも残していけるような治療方法についても説明を受けてきました。

 実習では、痛くなくよく効かせることができる麻酔の打ち方をお互いに打ち合うことで練習したり、歯の神経を残すような手技を身につけてきました。

 今回のセミナーの内容をドクター同士で話し合い、今後の治療にどうしたら生かしていけるかについても話し合いました。この濃いセミナー内容を診療に活かして、よりよい治療をていきょうしていきます。

                                ドクター一同

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