せこ歯科ブログ
日本口腔インプラント学会・認定講習会 第7回

愛知県インプラントセンターに、第7回インプラント100時間コースを受講しに行ってきました。
今回の講習の内容は、上顎にインプラントを行う際に骨がない場合に行う、
骨造成の手法について勉強してきました。
上顎の奥歯の上方には、上顎洞と言う空洞が存在します。
上顎のインプラント行う場合には、この空洞との位置関係が非常に重要になってきます。
インプラントを埋入する骨の厚みが薄く上顎洞と近接している場合には、骨の厚みを増やすために
上顎洞に骨を作る方法がとられます。(先日のブログに記載した人工骨を用いた骨再生誘導を応用します。)
今回の写真は、上顎洞に骨造成する場合のオペを模した練習を、中身を抜いた卵で行った時に
使用した卵の写真です。
卵の内面の薄皮を少しも破らずに、直径20mmの円形に殻を削るという実習になります。
繊細なタッチで削っていかないとすぐに薄皮に穴が開いてしまうので、大変神経を使う実習ではありましたが、
非常にイメージしやすい実習内容でした。
福田 泰久
インプラント100時間 第6回


今月も名古屋へ、インプラントのセミナーに行ってきました。
インプラントを行う場合、顎の骨(歯槽骨)が残っていることが必須条件になってきます。
しかしながら、歯を失ってからの月日が長いと、歯を支えていた歯槽骨は吸収されてしまいます。
そのため、インプラントを入れるための骨がなく、インプラントが入れられないということが時々あります。
そこで、最近ではGBRといって『骨再生誘導法』と行った手法がとれます。
これは、吸収されてしまった骨の厚みや高さを、再度作ることのできる技術になります。
上の写真はその際に用いられる、人口骨を顕微鏡で撮影した画像になります。
インプラント分野の医療も日進月歩です。
最近では人工骨の構造も、天然の骨の構造と同様になってきています。
それは骨の治癒を早めて、より速くインプラントを入れれることにつながります。
より良い治療のためには、最新の技術や製品を知ることを感じさせられます。
福田 泰久
9月21日院内セミナーを開催しました。


こんにちは。せこ歯科クリニックです。9月21日院内セミナーを行いました。
午前中は衛生士を中心として、院内における器具の管理、滅菌についての話し合い、スケーリング、PMTCといった衛生士業務の見直し、外部講師による経験から基づく講義を行ってもらい、午後からは器具管理を中心とした実習を行いました。
午後からは、アシスタント、フロントは副院長による抗生剤など歯科で処方される薬と治療との関係、マネージャーによる、細菌と衛生士業務、なぜ、患者様が定期的に通う必要があるのかを講義をしました。
その後、院長による全体会議、せこ歯科クリニックの方向性について話していただきまし
より質のいい治療、院内環境、知識の向上をめざし、せこ歯科クリニック一丸となって取り組んでいこうと再確認できた一日でした。
これから、より質の高い治療、院内環境を提供できるようにこれからもよろしくお願いします。