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せこ歯科ブログ

2016年9月 8日
矯正勉強会アドバンスコース 第3回 in 明石

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先週の木曜日、矯正の勉強のために明石に行ってきました。

今回のセミナーの内容でもある下顎前突治療(受け口の治療)は、治療を開始していくタイミングが

非常に大切になってきます。

他の矯正治療と異なり、場合によっては成長が止まってからでないと治療を開始できないこともあります。

これは、下顎の成長は上顎よりも遅れて成長してくるといった特徴や、

背丈の成長のスパートと同じタイミングで下顎は前方へ成長してくるといった特徴から、

早期治療が必ずしも良いと言えないこともあるのです。

 

年齢や身長などから、おおまかな成長の段階は予想することはできます。

しかし、個人個人の成長段階を判断していこうとしたときに、

成長期のお子さんがまだ成長するかどうかの判断がつきにくいことがあります。

その時に判断の指標になってくるのが、『手の骨格の成熟指標』 です。

手の骨は、成熟するに従って細かな骨が結合していき、大きな骨に成長していきます。

その結合の段階などを観察することで、年齢や身長よりも、より詳細な個人の成長段階

を判定することができます。

中学生や高校生くらいの成長のスパートがくる年齢の方で、矯正をしようかどうか

悩んでいる場合には、必要に応じてそのような骨格の成熟度判定を行い、

適切な時期からの矯正治療を考えていくことも必要になってきます。

歯並びや、矯正の時期でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談くださいね。

                            福田 泰久